知って得するマンション管理会社の選び方ガイド 大阪編 » 【基礎編】マンション管理会社とは?役割や業務を解説 » マンション管理会社のフロントマンの良し悪しと見分け方

マンション管理会社のフロントマンの良し悪しと見分け方

管理会社の良し悪しを判断するひとつの要素として、フロントマンが挙げられます。なぜなら、管理会社のサービスの質は、実際に現場を担当するフロントマンによる部分が大きいと言えるからです。ここでは、良いフロントマンの見分け方について詳しくまとめてみました。ぜひ参考にしてください。

フロントマンのチェックすべきポイントとは?

コミュニケーション能力があるか

フロントマンに限ったことではありませんが、まずはコミュニケーション能力があるかどうかをチェックしましょう。どんなに知識やスキルが優れていても、住人とうまく意思疎通ができなかったら意味がありません。フロントマンのコミュニケーション能力が、マンション管理の質にそのまま繋がっていると言えます。

管理業務主任者資格を持っているか

管理業務主任者」の資格を保有しているかチェックすることも大切です。この資格は、マンション管理会社が管理組合に「管理委託契約について重要事項の説明」や「管理事務報告」を行う際に必要な資格。資格を持っていることで、マンション管理における基本的な法律や会計などの知識を有しているかの判断基準になります。

迅速な対応ができているか

常に迅速な対応ができているかもチェックしましょう。議事録の作成など、管理組合から依頼されたことへの対応。また、設備点検した際に発覚した不具合への対応などに時間がかかっているようだと要注意。住人に対して迅速な対応ができているかどうかが、優秀なフロントマンかどうかを判断するひとつの材料になります。

マンションの巡回をきちんと行っているか

フロントマンがきちんとマンションの巡回を行っているかをチェックしましょう。実際に現場を巡回し、マンションの課題や問題点を把握することで適切なサービスを提供できるようになるのです。住人の意見や不満を知り、マンション管理運営をより良いものにするためには、フロントマンの巡回は必要不可欠。フロントマンの姿をマンションで見かけなくなった場合は注意しましょう。

手厚いサポートを受けるためには?

フロントマンは、マンションの住人と接する機会の多い管理会社の社員です。行う仕事は理事会でのアドバイスやクレーム対応など多岐に渡りますが、フロントマンの知識や実力が管理会社の満足度に繋がっていきます。

管理組合が手厚いサポートを受けるためには、フロントマンが担当する物件数が重要なポイント。
管理会社によってフロントマン1人あたりが担当するマンション数は違いますが、ひとりあたり平均15件程度。十分なサービスを提供するには、15件以下が望ましいです。担当する物件がそれ以上になってしまうと、業務対応やサポートが不十分になってしまう可能性があります。受けているサポートに満足できないようであれば、現在担当している物件数をフロントマンに確認してみましょう。

なお、タワーマンションといった大型物件だと、ひとりのフロントマンが専属になるケースもあります。

編集チームのまとめ

管理会社のサービスやサポート内容がいくら優れたものであっても、結局のところ、担当してくれるフロントマンの実力によって満足度は変わってくると言えます。良い担当者を見分けるコツを知り、担当者との円滑なコミュニケーション・協力体制を構築していくことが健全なマンション運営のポイントと言えるでしょう。

マンションの管理・運営は、管理会社と協力していくことが大切です。このサイトでは、大阪の管理会社をもれなく調査し、詳しくまとめています。管理会社を見直す際は、ぜひ参考にしてください。

アイミツ取るならここは抑えて!
大阪でおすすめのマンション管理会社3選

【大阪府】マンション管理会社
38社を一覧で見る

マンション管理会社は、デベロッパー系と独立系の2種類に分けられます。それぞれの特徴やメリット・デメリットを整理しました。

デベロッパー系と独立系のメリット・デメリットを比較

▼スクロールできます▼

特徴 メリット デメリット
デベロッパー系
         
  • マンションの売主である
    大手デベロッパーの
    グループ企業。
  • 経営基盤が安定している。
  • 管理の質や
    スタッフの質が高い。
  • 親会社との情報共有で
    迅速なトラブル対応が可能。
  • 管理会社を
    自由に選べない場合が多い。
  • 管理費が高額になりやすい。
独立系
  • 親会社を持たない
    独立した管理会社。
    マンション・ビル管理を
    専門業務とする企業。
  • 管理委託費用が比較的安い。
  • 柔軟な対応や
    独自サービスが可能。
  • 修繕工事の業者を
    自由に選択できる。
  • サービスの質が
    低下するリスクがある。
  • 急なトラブル対応が
    難しい場合がある。

デベロッパー系は、ブランド力や高い知名度があるため、安心してマンション管理を任せられるのが大きなメリット。

一方で、独立系はコスト削減や柔軟な対応力といった、デベロッパー系にはない強みを持っています

しかしながら、独立系はデベロッパー系ほどの知名度がないため、サービスの品質や評判についてしっかりと調査・比較する必要がある点が課題です。

そこで、独立系のマンション管理会社を賢く選びたい方に向けて、編集チームが信頼できる管理会社を徹底的に調査しました。

       
解決したい不満から選ぶ
大阪の独立系
マンション管理会社3選
大阪のマンション管理会社38社を調査し、3つの不満を解決できる大阪の独立系マンション管理会社をピックアップして紹介します。
  • 共用部の美観が保たれていない
  • 清掃回数が少なく、汚れが蓄積している。
  • 細かい部分の清掃が行われていない。
こんな管理会社に
お悩みなら...

共有部の清掃業務に
重点をおく

カシワバラ・デイズ
カシワバラ・デイズ
引用元:カシワバラ・デイズ公式HP
https://www.kashiwabara-days.co.jp/lookfor/
特徴
  • 自社社員による清掃の内製化により、清掃品質のばらつきを防ぎ、隅々まで清潔な環境を維持。居住者や来訪者に快適で心地よい空間を提供します。
  • 窓口のスタッフへ何度も連絡しないと動いてくれない
  • 共用部分の照明が切れたまま放置されることが多い
こんな管理会社に
お悩みなら...

管理スタッフへ教育に
重点を置く

浪速管理
浪速管理
引用元:浪速管理公式HP
https://www.naniwakanri.co.jp/
特徴
  • 管理スタッフの業務の質を向上させるため、定期的な研修を実施。1年ごとに研修内容を冊子にまとめ、組合へ提供してくれるので、教育内容と現場が合っているのかを確認し指摘できる。
  • 修繕の相見積もりを依頼したが、返事がない。
  • 値上げの説明がなく、契約内容が不透明。
こんな管理会社に
お悩みなら...

現場と本部の連携
スピードに重点をおく

日本住宅管理株式会社
日本住宅管理株式会社
引用元:日本住宅管理株式会社公式HP
https://www.njk21.co.jp/
特徴
  • 理事会や契約・支払いをオンライン化。リアルタイムで担当者に共有されるため、手続きの手間を減らしながら、伝達ミス防止や対応漏れを最小限に抑えられる

評判の良い管理会社を徹底調査! 大阪のマンション管理会社 おすすめ3選