大阪のマンション管理会社の選び方~不動産・ビル・賃貸・分譲~
大阪の管理組合理事さん必見!マンション管理会社を見極める鑑定眼きたえます
毎月支払う管理費用が何となく高いな…と感じながらも、払い続けている居住者は多いもの。しかし、ほかのマンションがどのくらいなのか、管理費の相場と比較してみなければ、そもそも高いのか安いのかも分からないはずだ。
このページでは、マンションの管理費の内訳や相場について考えてみることにしよう。
まずは、管理費用とはどんなことに使われるのか、管理費に含まれる項目について知っておきたい。
以下におもな管理費の内訳を書き出してみたので、ぜひ参考にされたい。
さて、マンションの管理費に影響を与えると言われている要素について、みなさんはご存知だろうか?
実は、管理費用はマンションの大きさや戸数、駅からの利便性によって金額が変わってくる、と言われているのだ。
2011年に(株)不動産経済研究所が首都圏のマンション管理費を調査したデータでは、1m2あたりの管理費を物件の規模や階数、駅からの利便性で比較して検討している。
例えば2011年の首都圏での調査を例にとって、マンションの1m2あたりの管理費を、総戸数別や階数別にまとめてみると、以下のようになる。
49戸以下 | 256.48円 |
---|---|
50~99戸 | 210.76円 |
110~299戸 | 208.97円 |
300~499戸 | 208.67円 |
500~999戸 | 234.23円 |
1000戸 | 305.74円 |
5階以下 | 227.15円 |
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6~9階 | 208.97円 |
10~19階 | 204.03円 |
20~39階 | 293.16円 |
40~59階 | 305.74円 |
駅から5分以内 | 236.31円 |
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6~10分未満 | 221.21円 |
10~15分未満 | 186.05円 |
15分以上 | 177.91円 |
バス利用 | 185.60円 |
ここで、関西エリアのマンション管理費の相場について紹介しよう。
2015年の上半期の調査では、関西の平均管理費は1万2863円というデータが出ているそうだ。これはあくまでも平均なので、マンションの規模や施設の違いによって、もちろん差は出てくる。
一般的に、規模が小さいよりも大きいほうがスケールメリットを得られやすいため、管理費が安くなる傾向にある。
しかし、1000戸以上、20階以上の高層・大規模マンションになると、ラグジュアリーな共有スペースなど別の付加価値が付いてくるため、管理費も高額になってしまう。
さらに、興味深い傾向としては、駅に近い物件の方が管理費は高くなるという。調べてみると、駅から5分以内のマンションがもっとも高いようだ。
逆に、管理費がもっとも安くなるのは、10~19階/400戸までの中規模マンションで、駅から遠い物件なら、さらに安くなる。
自分が住んでいる物件がそのような条件に当てはまっているようなら、管理会社に管理費用の見直しを提案してみるのもいいかもしれない。
自分たちが払っている管理費用が適正な価格なのかどうかをチェックするためには、最初に挙げた管理費用の内訳を精査して、本当に必要な金額かどうかを見直すことが肝要だ。
どこかで必要のない費用が計上されていないかを確認しよう。
そのうえで、管理会社に契約内容の見直しや管理業者自体の変更を検討する。その際、競合会社の見積もりをいくつか取るなどして、ほかの会社の相場を把握しておくことがポイントといえる。
適正な管理費を重視したいなら…
大阪でおすすめのマンション管理会社はどこ?
私、萬所トラヲは、大阪のとあるマンションで理事長を拝命し、コミュニティの快適さを追求する毎日。このたび新たにマンション管理会社を探すことになり、さまざまな情報を調べたので、みなさんにも参考にしていただければ幸いである。